Public ・ 2025.04.22

2025.04.21 (Mon)
思いがけず、めちゃくちゃ好きな映画に出会ってしまった! 最近、自分の人生を改めて見つめ直すことが多くて、世の中の不条理とか、情報過多に圧倒されすぎて頭も心もいっぱいいっぱいになったりしてたんだけど、人生における“余白”の大切さを押しつけることなく、そっと寄り添ってくれるような作品だった。 チラチラ画面に映る子猫がとてもかわいい。 アスタと恋人・リヴが床に寝っ転がる姿がとても気持ちよさそう。床に寝っ転がるのって気持ちいいよね。 こう、ただ生きている、ボーっとするみたいな時間がすごく愛おしく思える。 最後にリヴがアスタへ贈る歌へうるっとしちゃった。 ノルウェーという福祉国家であっても、10年もの間、社会にしっかり溶け込んで働いてきた人が、たったひとつの会社の手続きミスで突然強制送還されてしまうという現実。アスタとリヴの会話の中で、”社会とか福祉とかそういう政策面でノルウェーのいい点は?”と話になったときに、”私達は不満を口にできる立場にない。批判を許されないって感じ。そこそこ快適で扱いも悪くはない。でも一方でそれを守るために戦わないならバカだと思う。”と言っていたのが印象的。たとえ制度に守られているようでいても、理不尽なことはやっぱりあって、その中で私たちは声をあげる権利も、あげる勇気も必要なんだと感じた。 社会の不条理や自身に降り注ぐたまたま陥っちゃったメンタルの不調とかあるけど、こう自分の“癒やし”や“大切にしたいもの”を見つけて守っていいんだなって思った。生活している中で、アスタとリヴのお互いの心の片隅に互いが存在し続けているのが素敵。 なにか意味のあることをし続けなきゃいけない社会、自分を酷使し、消耗して何者かにならなきゃいけない空気の中で、それでも「何もしていない」ことを肯定したいし、優しく受け入れて許してあげたい。