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公開 ・ 02.06

2026.02.06 (Fri)
宝塚版を見て、脚本が面白すぎる………となって慌てて原作映画を見たらもうめちゃくちゃに面白く、映画館で見なかったことを素で後悔した。再上映の情報のアンテナを立てておく。 幕末の侍が現代の時代劇撮影現場にタイムスリップしてしまい、斬られ役として現代に適応していく、とてもシンプルなストーリー。 の、中に込められた歴史の奔流に突然置いて行かれてしまった主人公・高坂の悲哀に心打たれた。現代に迷い込み戸惑う高坂をコミカルに描きつつも、幕府が滅びて140年経ってしまったこと、高坂が仕えていた会津藩が悲惨な末路を辿ったことを高坂自身が知ってしまうシーンはとても辛い。 物語終盤、同じくタイムスリップしてきた風見と真剣で対決するシーンは息をするのも忘れるくらい見入ってしまった。幕末を生き、現代に迷い込んでしまった同じ境遇の2人だからこそ通じ合い、命懸けで戦う。武士と武士の想いのぶつかり合いがびりびりと伝わってきた。 私自身は民放の時代劇には馴染みがなく、私たちの世代は既に時代劇が衰退した後の世代であるとも言える。だがNHKの大河ドラマはよく見るし、エンタメとしての時代ものはかなり好きだ。これからも時代劇が継続的に作られ、見られる環境を継続できればいいなとこの作品を通じて強く思った。