「どうしようもなくなる前に、どうにかすること」
大学生の時に、強く抱いていた想いを思い出した。
公務員として働いていると、人が最低限の暮らしを送るためのサービスを提供できる仕事であることを感じる瞬間がある。一方で、それを届けているうちに、公的なサービスが当たり前だと捉えられて、有難いものだと感じている人に出会うことがないから、「本当にどうしようもなくて、本気で助けを求めている人なんていないんじゃないか」という感情が徐々に大きくなっていた。
あんの様な状況で闘う人がいるか分からない。でも、誰かが公的なサービスの提供者にならないと、公平に生きられる可能性がある社会をつくろうとしないと、あんみたいな人を引きあげることは絶対にできない。
もっと、もっと自分の仕事に向き合って、誇りを持って、誰のための仕事なのか忘れず、心に刻んで精進していきたい。そう思いなおした作品。